リンクアグリゲーション(LAG: Link Aggregation)は、複数の物理ポートを1つの論理インターフェースとして束ねる技術です。
例えば、1Gbpsポートを4本まとめれば最大4Gbpsの帯域を確保でき、さらに1本のリンクが障害でダウンしても通信を継続できます。
FortiGateは IEEE 802.3ad(LACP: Link Aggregation Control Protocol) に対応しており、LACPモードと静的(manual)モードを利用可能です。
複数ポートをまとめることで、理論的に合計帯域を拡大できます。
リンクの1本が障害で切れても、残りのリンクで通信を継続可能。
高可用性(HA)構成と組み合わせれば、さらに強固な冗長化が実現します。
FortiGateは ハッシュアルゴリズム(送信元/宛先IPやポート情報など) を用いてリンクを選択します。
そのため実際にはセッション単位で分散され、1つのセッションは1本のリンクに固定されますが、複数セッションが存在すれば全体として帯域を有効活用できます。
config system interface
edit "agg1"
set vdom "root"
set type aggregate
set member "port1" "port2"
set lacp-mode active
set ip 192.168.1.1 255.255.255.0
next
end
FortiGateのリンクアグリゲーションは、帯域拡張・冗長化・セッションベースの負荷分散を同時に実現できる強力な機能です。
特にLANやデータセンター接続では有効であり、LACPモードでの運用が推奨されます。
一方でWAN側では制限が多いため、用途に応じてSD-WANやマルチWAN設計と組み合わせることが重要です。
以上、FortiGateのリンクアグリゲーションについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。