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FortiGateのバージョン確認のコマンドについて

FortiGateの稼働バージョンを確認するには、CLI(コマンドライン)とGUI(Web管理画面)の両方で方法があります。

ここでは、実務でよく利用される代表的な手順をまとめます。

CLIでのバージョン確認

基本情報の確認:get system status

もっとも一般的なコマンドです。

FGT# get system status

このコマンドを実行すると、以下のような情報が表示されます:

  • Version: FortiOS のバージョン(例: v7.0.12,build0456
  • Serial-Number: シリアル番号
  • BIOS version
  • System time
  • 運用モード (NAT / Transparent)
  • HAステータス

アップグレード前やトラブルシュートの際に必ず確認する基本コマンドです。

詳細情報の確認:diagnose sys version

より詳しい情報が必要な場合にはこちらを利用します。

FGT# diagnose sys version

このコマンドでは以下が確認できます。

  • FortiOS のバージョン
  • Kernel バージョン
  • ビルド番号やパッチレベル

サポートへ問い合わせる際など、詳細な環境情報を求められるケースで有効です。

GUIでのバージョン確認

CLIに不慣れな場合は、GUI(Web管理画面)からも簡単に確認できます。

  1. FortiGate にログイン
  2. ダッシュボード > システム情報
  3. 「Firmware Version」に現在のバージョンが表示されます

実務上の注意点

  • アップグレード時:Fortinetの公式サイトには「アップグレードパス」が公開されているため、現行バージョンを必ず確認してから作業を進めることが重要です。
  • HA構成の場合:プライマリ/セカンダリ両方のバージョンをチェックすることを推奨します。
  • ログ取得:トラブルシュート時には get system status の出力結果をサポートに提出することが多いため、事前に控えておくと便利です。

まとめ

  • 基本的な確認get system status
  • 詳細情報の確認diagnose sys version
  • GUIでの確認 → ダッシュボード > システム情報 > Firmware Version

以上、FortiGateのバージョン確認のコマンドについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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