ブラウザでWebサイトが開けない、通信が遅い、「プロキシサーバーに接続できません」と表示される場合は、プロキシ設定が原因になっている可能性があります。
プロキシとは、インターネット通信を直接行うのではなく、別のサーバーを経由して通信する仕組みです。
会社や学校のネットワーク、VPN、セキュリティソフト、ブラウザ拡張機能などで使われることがあります。
ただし、不要なプロキシ設定が残っていると、ブラウザの接続エラーや表示不具合につながることがあります。
その場合は、ブラウザやOSのプロキシ設定を確認し、必要に応じてオフにしましょう。
Google Chrome、Microsoft Edge、Safariは、基本的にWindowsやmacOSのプロキシ設定を参照します。
そのため、ブラウザ内の設定画面からプロキシを変更しようとしても、最終的にはOSのネットワーク設定画面が開くことが多いです。
一方、Firefoxはブラウザ内に独自のプロキシ設定を持っています。
Firefoxだけプロキシを使わない設定にすることも可能です。
会社や学校のPCでは、管理者によってプロキシ設定が指定されている場合があります。
この場合、プロキシをオフにすると、社内システムや学内サイトに接続できなくなることがあります。
また、管理ポリシーによって設定が自動的に元に戻ることもあります。
業務用PCや学校支給端末で設定を変更する場合は、事前に管理者や情報システム部門の指示を確認するのがおすすめです。
プロキシをオフにしても改善しない場合は、VPNアプリやブラウザ拡張機能が通信経路を変更している可能性があります。
特に、VPN、Proxy、Security、Web Filter、Ad Blocker系の拡張機能を使っている場合は、一時的に無効化して確認すると原因を切り分けやすくなります。
Windows 11では、設定アプリからプロキシ設定を確認できます。
まず、スタートメニューから「設定」を開きます。
次に「ネットワークとインターネット」を選択し、「プロキシ」を開きます。
画面内にある「プロキシサーバーを使う」がオンになっている場合は、オフにします。
あわせて、「セットアップスクリプトを使う」がオンになっていないかも確認しましょう。
ここに自動構成スクリプトが設定されていると、手動プロキシをオフにしていても、通信がプロキシ経由になる場合があります。
自宅のPCで通常のインターネット利用をしているだけであれば、「プロキシサーバーを使う」と「セットアップスクリプトを使う」はオフで問題ないケースが多いです。
Windows 10でも、基本的な流れはWindows 11とほぼ同じです。
スタートメニューから「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」を選択します。
左側のメニューから「プロキシ」を開き、「プロキシサーバーを使う」をオフにします。
「セットアップスクリプトを使う」がオンになっている場合も、不要であればオフにします。
設定を変更したあとは、ChromeやEdgeなどのブラウザを一度閉じて、再度開き直してください。
Windowsのプロキシ設定には、「設定を自動的に検出する」という項目があります。
この項目は、ネットワーク上の自動構成情報を検出するための設定です。
完全にプロキシを使わない環境ではオフにしてもよい場合がありますが、会社や学校、一部のネットワークでは必要なことがあります。
そのため、単純に手動プロキシを無効化したいだけであれば、まずは「プロキシサーバーを使う」と「セットアップスクリプトを使う」を確認するのがよいでしょう。
Google Chromeには、一般的な利用者向けの独立したプロキシ設定画面はありません。
通常は、WindowsやmacOSのプロキシ設定を使います。
Chromeでプロキシをオフにしたい場合は、Chromeの設定画面からOS側のプロキシ設定を開き、そこで変更します。
Chromeを開いたら、右上のメニューから「設定」を開きます。
次に「システム」を選択し、「パソコンのプロキシ設定を開く」をクリックします。
Windowsを使っている場合はWindowsのプロキシ設定画面が、macOSを使っている場合はmacOSのネットワーク設定画面が開きます。
そこで不要なプロキシ設定をオフにし、Chromeを再起動してください。
Chromeでは、拡張機能がプロキシ設定を変更している場合があります。
たとえば、VPN系、プロキシ切り替え系、セキュリティ系の拡張機能を入れている場合、OS側のプロキシ設定をオフにしても、Chromeだけ通信経路が変わることがあります。
プロキシをオフにしても症状が改善しない場合は、拡張機能の管理画面を開き、通信に関係しそうな拡張機能を一時的にオフにして確認しましょう。
Microsoft Edgeも、Google Chromeと同じく、通常はOS側のプロキシ設定を使います。
そのため、Edgeでプロキシをオフにしたい場合も、Edgeの設定画面からWindowsまたはmacOSのプロキシ設定を開いて変更します。
Edgeを開き、右上のメニューから「設定」を選択します。
次に「システムとパフォーマンス」を開き、「コンピューターのプロキシ設定を開く」をクリックします。
表示されたOS側の設定画面で、「プロキシサーバーを使う」や「セットアップスクリプトを使う」を確認し、不要であればオフにします。
設定後は、Edgeを再起動して接続状態を確認しましょう。
会社や学校のPCでは、Edgeのプロキシ設定が管理者によって制御されている場合があります。
この場合、ユーザーが設定を変更しても、再起動後やネットワーク接続後に元に戻ることがあります。
設定が変更できない、または何度もオンに戻る場合は、端末の管理者に確認してください。
Firefoxは、ChromeやEdgeとは異なり、ブラウザ内で独自のプロキシ設定を変更できます。
Firefoxだけプロキシを使わないようにしたい場合は、Firefoxのネットワーク設定から「プロキシーを使用しない」を選択します。
Firefoxを開き、右上のメニューから「設定」を選択します。
画面を下にスクロールし、「ネットワーク設定」を探します。
そこにある「接続設定」または「設定」をクリックします。
表示された画面で「プロキシーを使用しない」を選択し、保存します。
これでFirefoxではプロキシを使わずに通信する設定になります。
Firefoxには、「システムのプロキシー設定を利用する」という選択肢もあります。
この設定を選ぶと、FirefoxはWindowsやmacOSのプロキシ設定に従います。
完全にプロキシを使いたくない場合は「プロキシーを使用しない」、OS側の設定と統一したい場合は「システムのプロキシー設定を利用する」を選ぶとよいでしょう。
Safariは、macOSのネットワーク設定を参照して通信します。
そのため、Safariでプロキシをオフにしたい場合は、Safariの設定からmacOSのネットワーク設定を開き、プロキシ項目を変更します。
Safariを開き、画面上部のメニューバーから「Safari」をクリックします。
次に「設定」を開き、「詳細」タブを選択します。
「プロキシ」の項目にある「設定を変更」をクリックすると、macOSのネットワーク設定画面が開きます。
使用中のネットワークを選択し、「詳細」または「詳細情報」から「プロキシ」を開きます。
「Webプロキシ」「保護されたWebプロキシ」「SOCKSプロキシ」「自動プロキシ検出」「自動プロキシ構成」などにチェックが入っている場合は、不要なものを外します。
変更後は設定を保存し、Safariを再起動してください。
macOSでは、SafariだけでなくChromeやEdgeなども、基本的にシステム側のプロキシ設定を参照します。
そのため、macOS全体でプロキシをオフにしたい場合は、システム設定から変更します。
Appleメニューから「システム設定」を開きます。
次に「ネットワーク」を選択し、使用中のネットワークを選びます。
Wi-Fiを使っている場合はWi-Fi、有線LANを使っている場合は該当するネットワークを選びます。
「詳細」または「詳細情報」を開き、「プロキシ」を選択します。
表示されたプロキシ項目のうち、チェックが入っているものを確認し、不要なものを外します。
設定を保存したら、ブラウザを再起動して接続状態を確認しましょう。
macOSのプロキシ設定は、ネットワークごとに管理されます。
たとえば、自宅のWi-Fiではプロキシがオフでも、会社のWi-Fiや有線LANでは別のプロキシ設定が有効になっている場合があります。
特定のネットワークだけで接続エラーが起きる場合は、そのネットワークのプロキシ設定を個別に確認してください。
iPhoneやiPadでは、SafariやChromeなどのブラウザが、接続しているWi-Fiのネットワーク設定を利用します。
そのため、プロキシをオフにしたい場合は、ブラウザではなくWi-Fi設定を確認します。
設定アプリを開き、「Wi-Fi」を選択します。
接続中のWi-Fi名の横にある情報アイコンをタップします。
画面を下にスクロールし、「プロキシを構成」を開きます。
ここが「手動」または「自動」になっている場合は、「オフ」に変更します。
設定後、SafariやChromeを開き直して、Webサイトに接続できるか確認してください。
iPhoneやiPadのプロキシ設定は、Wi-Fiネットワークごとに保存されます。
自宅のWi-Fiでは問題なくても、会社や学校、ホテル、カフェなどのWi-Fiでは別のプロキシ設定が使われている場合があります。
特定のWi-Fiだけで接続できない場合は、そのWi-Fiの「プロキシを構成」を確認しましょう。
Android端末でも、Wi-Fiネットワークごとにプロキシ設定を持っている場合があります。
Chromeなどのブラウザで接続エラーが出る場合は、接続中のWi-Fi設定を確認しましょう。
設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」または「接続」を選択します。
次に「Wi-Fi」を開き、接続中のネットワークを選択します。
編集アイコンや詳細設定を開き、「プロキシ」の項目を探します。
プロキシが「手動」や「自動」になっている場合は、「なし」に変更します。
保存後、ブラウザを再起動して接続状態を確認してください。
Androidは、Pixel、Galaxy、Xiaomi、OPPOなど、端末メーカーによって設定画面の表示名が異なります。
「詳細設定」「ネットワークを変更」「プロキシ」「高度なオプション」など、似た名前の項目を探してみてください。
プロキシ設定をオフにしても通信が改善しない場合は、VPNアプリが有効になっていないか確認してください。
VPNがオンになっていると、プロキシとは別の仕組みで通信経路が変更されます。
VPNアプリ、セキュリティソフト付属のVPN、会社指定のVPN、ブラウザ拡張機能型のVPNなどを使っている場合は、一時的にオフにして確認しましょう。
ChromeやEdgeでは、拡張機能がプロキシやVPNのように動作している場合があります。
Proxy、VPN、Security、Filter、Ad Blockerなどの名前が入った拡張機能がある場合は、一時的に無効化して症状が変わるか確認してください。
拡張機能が原因の場合、OS側のプロキシ設定をオフにしても、ブラウザだけ接続エラーが続くことがあります。
一部のセキュリティソフトは、Web保護やHTTPSスキャンのために、内部的にプロキシのような仕組みを使うことがあります。
セキュリティソフトを使っている場合は、「Web保護」「HTTPSスキャン」「通信監視」「フィルタリング」などの設定を確認しましょう。
ただし、セキュリティ機能を無効にすると保護レベルが下がる可能性があります。
必要な場合のみ一時的に切り替え、確認後は元に戻すことをおすすめします。
会社や学校のネットワークでは、プロキシが必須になっている場合があります。
このような環境でプロキシをオフにすると、社内サイト、学内システム、メール、業務アプリなどに接続できなくなることがあります。
また、端末管理の仕組みによって、プロキシ設定が自動的に再適用される場合もあります。
設定が変更できない、または何度も元に戻る場合は、管理者に確認しましょう。
手動プロキシをオフにしても、自動構成スクリプトが残っていると、アクセス先によってプロキシが使われることがあります。
Windowsでは「セットアップスクリプトを使う」、macOSでは「自動プロキシ構成」や「自動プロキシ検出」に関連する項目を確認してください。
不要な自動構成が有効になっている場合は、オフにすることで改善する可能性があります。
プロキシ設定を変更したあとは、ブラウザを一度完全に終了し、再度起動してください。
設定変更がすぐに反映されない場合でも、ブラウザを再起動することで改善することがあります。
Chromeで問題が起きている場合は、EdgeやFirefoxでも同じサイトにアクセスしてみましょう。
別のブラウザでは正常に開ける場合、特定のブラウザの設定や拡張機能が原因になっている可能性があります。
すべてのブラウザで同じ症状が出る場合は、OS側のプロキシ設定、VPN、ネットワーク環境を確認する必要があります。
スマホやタブレット、ノートPCでは、Wi-Fiを一度切断して再接続することで改善する場合があります。
ネットワーク設定を変更したあとに反映されない場合は、Wi-Fiの再接続や端末の再起動も試してみましょう。
プロキシが原因の場合、ブラウザに「プロキシサーバーに接続できません」「ERR_PROXY_CONNECTION_FAILED」などのエラーが表示されることがあります。
このようなエラーが出ていた場合、プロキシ設定をオフにしたあとに表示されなくなれば、プロキシが原因だった可能性が高いです。
自宅のPCやスマホで普通にインターネットを利用するだけであれば、基本的にプロキシは不要です。
WindowsやmacOSでは、「プロキシサーバーを使う」や「セットアップスクリプトを使う」をオフにしておくとよいでしょう。
Firefoxを使っている場合は、「プロキシーを使用しない」または「システムのプロキシー設定を利用する」を選びます。
会社や学校では、ネットワークの管理やセキュリティ対策のためにプロキシが使われていることがあります。
そのため、むやみにオフにすると必要なサービスに接続できなくなる可能性があります。
業務用PCや学内ネットワークでは、設定を変更する前に管理者の案内を確認しましょう。
他のブラウザは正常に使えるのに、Firefoxだけ接続できない場合は、Firefox独自のプロキシ設定を確認しましょう。
「手動でプロキシーを設定する」や「自動プロキシー設定スクリプトURL」が選ばれている場合、不要であれば「プロキシーを使用しない」に変更します。
OS側の設定に合わせたい場合は、「システムのプロキシー設定を利用する」を選択します。
自宅では問題ないのに、会社、学校、ホテル、カフェなどのWi-Fiでだけ接続できない場合は、そのWi-Fiにプロキシ設定が残っている可能性があります。
iPhone、iPad、Androidでは、Wi-Fiごとにプロキシ設定が保存されます。
接続中のWi-Fi設定を開き、「プロキシを構成」や「プロキシ」の項目を確認してください。
ブラウザのプロキシをオフにする場合、まずはOS側のプロキシ設定を確認するのが基本です。
Chrome、Edge、Safariは、通常WindowsやmacOSのプロキシ設定を参照します。
Windowsでは「設定」から「ネットワークとインターネット」を開き、「プロキシ」を確認します。
macOSでは「システム設定」から「ネットワーク」を開き、使用中のネットワークの「プロキシ」を確認します。
Firefoxは、ブラウザ内で独自のプロキシ設定を持っています。
Firefoxだけ接続がおかしい場合は、「ネットワーク設定」から「プロキシーを使用しない」を選択することで改善する可能性があります。
プロキシをオフにしても改善しない場合は、VPNアプリ、ブラウザ拡張機能、セキュリティソフト、会社や学校の管理ポリシーが関係している可能性があります。
特に、設定を変更してもすぐに元に戻る場合は、端末が管理されている可能性があります。
その場合は、自分で無理に変更せず、管理者に確認するのが安全です。
自宅で通常利用しているPCやスマホであれば、不要なプロキシ設定はオフにして問題ないことが多いです。
一方、会社や学校のネットワークでは、プロキシが必要な場合があります。
プロキシ設定を変更する際は、自分の利用環境に合わせて判断し、必要な通信ができるか確認しながら進めましょう。
以上、ブラウザのプロキシの設定をオフにする方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。