まず大前提として、VPNの解除には2種類あります。
- 一時的に接続を切る(Disconnect / オフ)
- VPN設定自体を削除する(構成削除 / アンインストール)
目的が「海外表示を元に戻したい」「通信を通常回線に戻したい」だけなら①で十分なことが多いです。
「勝手に再接続される」「会社プロファイルを消したい」場合は②が必要になります。
WindowsでVPNを解除する方法
一時的に切断する(OS標準VPN)
- スタートメニュー → 「設定」
- 「ネットワークとインターネット」
- 「VPN」
- 接続中のVPNを選択
- 「切断」をクリック
または、タスクバーのネットワークアイコン → VPN接続 → 切断、でも可能です。
VPN設定を削除する
同じ「VPN」画面で
→ 対象のVPNを選択
→ 「削除」
VPNアプリを使っている場合
NordVPN、ExpressVPN、Surfsharkなどの専用アプリを利用している場合は
- アプリを開く
- 「Disconnect(切断)」を押す
- さらに「自動接続(Auto Connect)」や「キルスイッチ」が有効になっていないか確認
※OS側で切っても、アプリの自動接続機能があると再接続されることがあります。
MacでVPNを解除する方法
macOSのバージョンによってメニュー名が異なります。
Ventura以降
- 「システム設定」
- 「ネットワーク」
- 「VPN」
- 接続中のVPNを選択
- 「切断」
削除する場合
→ VPNを選択
→ 詳細
→ 構成を削除
Monterey以前
- 「システム環境設定」
- 「ネットワーク」
- 左側からVPNを選択
- 「接続解除」
- 削除する場合は「−」ボタン
アプリ型VPNの場合
アプリ内の
の設定も必ず確認してください。
iPhoneでVPNを解除する方法
iPhoneは表示位置が状況により異なります。
接続をオフにする(最短ルート)
- 「設定」アプリを開く
- 画面上部付近に「VPN」と表示されていればそこをタップ
- スイッチをオフ
※VPN接続中は設定トップに表示されることが多いです。
VPN構成を削除する
- 「設定」
- 「一般」
- 「VPNとデバイス管理」
- 「VPN」
- 対象を選択
- 「VPNを削除」
注意点
- VPNアプリを削除しただけでは、構成が残る場合があります。
- 会社や学校の管理(MDM)下にある場合、削除できないことがあります。その場合は管理者に確認が必要です。
AndroidでVPNを解除する方法
Androidはメーカーごとにメニューが異なります。
最も確実なのは
- 「設定」
- 上部の検索バーに「VPN」と入力
- VPN画面を開く
- 接続中のVPNを選択
- 「切断」または「削除」
Samsung系などの例
設定 → 接続 → その他の接続設定 → VPN
アプリ型VPNの場合
アプリを開いて「Disconnect」さらに「常時接続(Always-on VPN)」が有効になっていないか確認。
企業用VPNの場合
会社支給PCや業務端末の場合
- Cisco系クライアント
- FortiClient
- GlobalProtect
などが使用されていることがあります。
この場合
- 削除すると社内システムに接続できなくなる
- セキュリティポリシー違反になる可能性がある
勝手に削除せず、必ずIT管理者へ確認してください。
VPNが解除できない場合の対処法
- 端末を再起動する
- VPNアプリを完全終了する
- 自動接続設定をオフにする
- 最終手段としてネットワーク設定をリセット
※ネットワーク設定リセットは、Wi-FiパスワードやBluetooth設定も消える場合があります。慎重に実行してください。
VPNを解除するとどうなる?
- IPアドレスが通常回線のものに戻る
- 海外限定コンテンツが利用できなくなる場合がある
- VPNによる通信中継がなくなる
- 回線速度は環境によっては改善する場合がある(必ずしも速くなるとは限らない)
まとめ
VPNの解除で迷う原因の多くは
- アプリ側の自動接続が残っている
- OS側とアプリ側の両方に設定がある
- 会社管理端末で削除制限がかかっている
というケースです。
以上、VPNの設定を解除する方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。