インターネットに接続されている端末やサーバーは、常に外部からのスキャンや攻撃の対象になります。
とはいえ「自分の環境で本当にファイアウォールが必要か?」と判断に迷うこともあります。
ここでは、どんな環境にファイアウォールが必要で、どうやってその必要性を調べるかを、順序立てて詳しく解説します。
現在のインターネット環境では、多くの端末・サーバーが何らかの防御を必要としています。
特に次に該当する場合、ファイアウォールの導入はほぼ必須です。
ただし、環境によって求められる防御レベルは異なります。
以下で具体的な調査方法を説明します。
まず確認すべきなのは「外部からどのポートが見えているか」です。
推奨ツール
nmap注意が必要な代表的なポート
これらが外部に開いている場合、ファイアウォールによる制御が必要です。
次に、不審なアクセスが来ていないかログを確認します。
外部からの接続試行が多い場合、すでに攻撃対象になっていると考えられるため、適切な防御が必要になります。
次のようなサービスは、攻撃者に狙われやすい傾向があります。
こうしたサービスは機能上どうしても入口が必要になるため、WAF(Webアプリケーションファイアウォール) や ネットワークファイアウォール の導入が推奨されます。
脆弱性診断ツールを使うことで、外部公開状態のリスクを可視化できます。
代表例
診断で「危険な外部公開サービス」や「脆弱なポート」などが指摘される場合は、ファイアウォール導入が必要です。
外部公開がある場合は必ずファイアウォール(セキュリティグループやWAFなど)が必要です。
また、外部公開がない閉域ネットワークでも、
などによる通信制御は推奨されるため、「ファイアウォールが不要になる」ことはありません。
ログイン機能や管理画面があるシステムは攻撃の対象になりやすいため、WAFの導入がほぼ必須 です。
これらは公開している限り避けられません。
下記のような環境では、境界ファイアウォールと端末側ファイアウォールの両方が必要です。
一般的な家庭用ルーターだけでは防御強度が足りないケースが多いです。
次の条件に該当する場合、ファイアウォールは必須です。
Windows・macOSの標準ファイアウォールでも機能としては十分ですが、無効化は厳禁です。
ファイアウォールが必要かどうかは、
などを組み合わせることで、客観的に判断できます。
外部公開を伴う環境では、何らかのファイアウォールを導入するのが安全で現実的な選択です。
以上、ファイアウォールが必要かどうか調べる方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。