MENU
「安心のセキュリティをお得な価格」でご提供!
Fortinet商品など
ENGAGE fotinet

FortinetとFortiGateの違いについて

結論:Fortinetは企業名、FortiGateは製品名

まず大前提として、

  • Fortinet(フォーティネット)はセキュリティソリューションを開発・提供するアメリカの企業名
  • FortiGate(フォーティゲート)は、そのFortinet社が開発した次世代ファイアウォール(NGFW)製品です。

つまり、「FortiGate」は「Fortinetの代表的な製品」の一つであり、両者は「会社」と「製品」の関係にあります。

Fortinet(フォーティネット)とは

概要と歴史

Fortinet は 2000 年に Ken Xie(ケン・シー)氏と Michael Xie(マイケル・シー)氏の兄弟によって設立された、アメリカ・カリフォルニア州サニーベールに本社を置くサイバーセキュリティ企業です。

同社は「Fortinet Security Fabric」という統合セキュリティアーキテクチャを提唱し、ネットワーク、クラウド、エンドポイント、OT(産業制御システム)などのあらゆる領域を一元的に保護・連携管理できる体制を構築しています。

Fortinetの主な製品群

Fortinetは、FortiGateを中核に多彩な「Forti〇〇」シリーズを展開しています。

以下に代表的な製品をカテゴリ別に整理します。

カテゴリ 主な製品 機能概要
ネットワークセキュリティ FortiGate 次世代ファイアウォール(NGFW)/UTM機能を統合
無線・アクセス制御 FortiAP / FortiSwitch / FortiAuthenticator / FortiNAC 無線LAN、スイッチ、認証管理、ネットワークアクセス制御
クラウドセキュリティ FortiWeb / FortiADC / FortiSandbox / FortiCNP(CNAPP) WAF、ロードバランサ、未知の脅威解析、クラウドネイティブ保護
セキュリティ運用・管理 FortiAnalyzer / FortiManager / FortiSIEM / FortiSOAR ログ分析、構成管理、自動化、SOC運用支援
エンドポイント/ユーザー保護 FortiClient / FortiEDR / FortiSASE エンドポイント防御、EDR、SASEによるゼロトラストアクセス
OT/IoTセキュリティ FortiDeceptor / FortiNAC 産業系ネットワークやIoT機器の保護・欺瞞防御

これらの製品は連携して動作し、Security Fabric全体で可視化・制御・自動対応を実現します。

この統合思想こそ、Fortinetの最大の強みです。

FortiGate(フォーティゲート)とは

概要

FortiGateは、Fortinetの主力製品であり、次世代ファイアウォール(Next-Generation Firewall:NGFW)として世界中の企業に導入されています。

かつては「UTM(Unified Threat Management)」という分類でも呼ばれましたが、現在はより高性能なNGFWとしての位置づけが一般的です。

UTMは中小企業向けの統合型、NGFWは大規模環境向けの高度制御型と区別される傾向があります。

主な機能一覧

機能 概要
ファイアウォール制御 IP・ポート・アプリケーションベースで通信を許可/遮断
侵入防止(IPS) 不正アクセスや既知攻撃の検出・防御
アンチウイルス/アンチボット 通信経路上のマルウェア検知
アプリケーション制御 各種クラウドアプリやSNSの利用を制御
Webフィルタリング 不適切・危険なサイトをブロック
VPN(IPsec / SSL) 拠点間VPNやリモートアクセスVPNの提供
サンドボックス連携(FortiSandbox) 未知マルウェアを隔離・分析
可視化・ログ分析(FortiAnalyzer連携) 通信ログや脅威を集中管理・分析

特徴:高速処理を支える独自ハードウェア「SPU」

FortiGateは、一般的なCPU処理ではなく、Fortinet独自のセキュリティプロセッサ(SPU:Security Processing Unit)を搭載しています。

現行モデルでは、以下のような専用チップが採用されています。

  • CP9(Content Processor 9):脅威検知や暗号化通信の高速処理
  • NP7(Network Processor 7):パケット転送をハードウェアレベルで最適化
  • SOC4 / SOC5:小型機器向け統合型セキュリティチップ

このSPUアーキテクチャにより、他社製NGFWと比較しても高いスループットを維持したまま多層防御が可能です。

FortinetとFortiGateの関係性(図解イメージ)

Fortinet(企業)
 ├── FortiGate(ファイアウォール/ネットワーク防御)
 ├── FortiAnalyzer(ログ分析)
 ├── FortiManager(運用・構成管理)
 ├── FortiClient / FortiEDR(エンドポイント)
 ├── FortiSASE / FortiCNP(クラウド・ゼロトラスト)
 └── FortiWeb / FortiADC / FortiSandbox(アプリ・Web・解析)

FortiGateは、このFortinet製品群全体をつなぐ中心的コンポーネントです。

「Security Fabric」においては、ネットワークの“入口”を守る中核として機能します。

FortiGateが選ばれる理由

  • 多機能統合による運用効率化
    1台でファイアウォール・IPS・Webフィルタなどを統合。管理負担を大幅削減。
  • ハードウェアオフロードによる高速性
    SPU(CP9/NP7)により、複数検査を並列処理してもスループットが低下しにくい。
  • 豊富なラインナップ
    小規模向け「FortiGate 40F」から、データセンター級の「FortiGate 7000F」まで対応。
  • 高い評価と信頼性
    Gartnerの最新「Hybrid Mesh Firewall」部門(2025年版)でリーダーに位置付けられるなど、
    業界標準として高い評価を得ています。

まとめ:FortinetとFortiGateの違い

観点 Fortinet FortiGate
種類 企業名(サイバーセキュリティベンダー) 製品名(次世代ファイアウォール)
主な役割 セキュリティ全体の統合ソリューション提供 ネットワーク境界防御の実行
位置づけ セキュリティファブリック全体の提供者 その中核を担うアプライアンス
提供形態 クラウド・エンドポイント・ネットワーク全般 物理機器/仮想アプライアンス/クラウド型

以上、FortinetとFortiGateの違いについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリ一覧

ページトップへ