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FortiGateのEOLについて

FortiGateのEOLは、製品のライフサイクルの最終段階を指します。

Fortinetでは単に「EOL」という一語ではなく、販売終了からサポート終了に至るまで、複数のマイルストーンを定義しています。

これを正確に理解することで、適切な保守契約更新やリプレース計画を立てることが可能になります。

Fortinet製品ライフサイクルの用語定義

用語 意味 影響
EOO(End of Order / End of Sale) 製品販売の終了日。以降、新規購入が不可。Fortinetは通常、少なくとも90日前に告知します。 新規導入・在庫調達が困難になる。
LSED(Last Service Extension Date) 保守契約(FortiCare/FortiGuard)延長の最終受付日。 ここを過ぎると契約更新が不可能。
EOS(End of Support) サポート完全終了日。ハード/ソフト両面の技術支援が停止します。 バグ修正・脆弱性対応・テクサポが完全終了。
EOES(End of Engineering Support) ソフトウェアの機能改善や通常修正が終了する日。 致命的な脆弱性対応のみ継続。
FFR(Final Firmware Release) 該当ハードで最後にサポートされるFortiOS系統 最新機能が追加されず、重大バグ修正のみ対応。

一般的なルール

  • ハードウェア:EOOから約5年後(60か月)がEOS。
  • ソフトウェア:GA(正式リリース)から約4年半(54か月)でEOS。

FortiOS(ソフトウェア)のサポート期間の目安

FortiOSもハード同様に寿命があります。

2025年時点での代表的な例は次の通りです。

  • FortiOS 7.0:EOES 2024年3月30日/EOS 2025年9月30日
  • FortiOS 7.2:EOES 2025年3月31日/EOS 2026年9月30日

ソフトのEOS到来後は、セキュリティアップデートや技術サポートを受けられません。

また、FortiCare Elite契約では、一部LTS(Long Term Support)系統に対し、最大18か月のExtended EOESが提供されます。

公式の確認方法(唯一の信頼ソース)

Fortinet Support Portal(FortiCare / FortiCloud)

  • Product Life Cycleページ にて、
    EOO / LSED / EOS / FFRがモデルごとに一覧表示されます。
  • シリアル番号を入力すれば、自社保有機器の正確な期日を確認可能です。

この情報が、唯一の正式なEOL基準となります。

非公式まとめサイトやフォーラム情報は参考程度に留めましょう。

よくある誤解と注意点

保守契約が続く=最新OSが使える」は誤り

古い機種ではFFRの制約により、新しいFortiOSがインストールできません。

例:一部EシリーズはFortiOS 7.0未対応。

EシリーズのEOS目安

FG-80EやFG-100Eはおおむね2026年8月頃にEOSを迎えるとされています(地域・SKUにより差異あり)。

LSEDを過ぎると更新できない

LSED以降はFortiGuardサブスクリプションの更新が不可能になり、セキュリティリスクが一気に高まります。

EOL到達による影響

項目 影響内容
セキュリティリスク 脆弱性パッチが停止し、IPS・AV・Webフィルタ更新も停止。
技術サポート停止 Fortinetサポートへの問い合わせが不可。
コンプライアンス上の問題 監査・セキュリティ基準でEOL機器の使用が指摘対象に。
運用リスク HA構成時の片系更新・ライセンス引継ぎに制約が発生。

実務担当者のチェックリスト

  • 資産台帳の整備
    • モデル名/シリアル番号/OSバージョン/契約期限/LSED/EOSを一覧化。
  • FFR(最終対応OS)を確認
    • 次期OSへのアップグレード可否を判断。
  • 契約更新カレンダーを管理
    • LSEDを含む期限をチームで共有。
  • EOL前マイグレーション計画を策定
    • 対象機器の入替時期・ダウンタイム・設定移行手順を事前に策定。
  • 後継機種検討
    • F/G/Hシリーズへの移行を検討し、パフォーマンスと新機能要件を比較。

FortiGateのライフサイクル運用モデル(まとめ)

フェーズ 内容 管理のポイント
販売中 新規購入可能。 機能・価格検討段階。
EOO後〜LSED前 販売停止済だが保守更新可能。 LSED前に延長申請を完了。
LSED後〜EOS前 更新受付終了。保守残期間で対応。 代替機計画を早急に策定。
EOS後 サポート完全終了。 新機種へリプレース必須。

推奨アクション(まとめ)

  • Step 1: シリアル番号を取得し、Support Portalでライフサイクルを確認。
  • Step 2: LSEDまでに保守契約を更新または機器入替計画を確定。
  • Step 3: FortiOSバージョンのEOSを把握し、早めにアップグレード。
  • Step 4: FortiCare EliteやLTS契約の利用も検討。

以上、FortiGateのEOLについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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