MENU
「安心のセキュリティをお得な価格」でご提供!
Fortinet商品など
ENGAGE fotinet

FortiGateのライセンスの確認方法について

FortiGateのライセンスや契約状態は、GUI(Web管理画面)とCLIの両方から確認できます。

ここでは正しい手順を体系的に解説します。

GUI(Web管理画面)での確認方法

  1. FortiGateにログイン
    管理IPにブラウザでアクセスし、管理者アカウントでログインします。
  2. ダッシュボードで確認
    • 「Licenses(ライセンス)」ウィジェットで以下を確認できます:
      • FortiGuardサービス(AV/IPS/Web Filter/Application Control/Sandboxなど)の有効期限
      • サポート契約の有効期限
      • 各サービスの稼働状態(有効/期限切れ/期限間近)
  3. さらに詳細を確認する場合
    • System → FortiGuard に進むと、定義ファイルの更新日時、FortiGuardサーバーとの接続状況などが確認できます。
  4. 表示されない場合の対処
    • System → Feature Visibility で対象機能を有効化し、再度ウィジェットを追加します。

CLI(コマンドライン)での確認方法

SSHまたはコンソールから管理者権限でログインし、以下のコマンドを実行します。

  1. FortiGate-VMのライセンス状態を確認 get system status → VMでは「License status: Valid / Expired」などの表示が出ます。物理機では基本情報の確認に使います。
  2. 各セキュリティサービスの契約・定義ファイル情報 diagnose autoupdate versions → AV/IPS/Web Filterなどの定義ファイルのバージョン、有効期限が表示されます。
  3. FortiGuardサーバーへの接続状態 diagnose autoupdate status → FortiGuard Distribution Server(FDS)との接続状態や更新スケジュールを確認できます。
  4. 契約や更新スケジュールの詳細確認 diagnose test update info → 契約(Contract)の状態や更新の詳細を取得できます。
  5. 即時更新を試す execute update-now → 手動で更新をトリガーし、FortiGuardの反応を確認できます。

注意:diagnose debug crashlog read はクラッシュログ閲覧用であり、ライセンス確認には使いません。

Fortinet サポートサイトでの確認

  1. Fortinet Support Portal にログイン
  2. Asset Management → Product Registration でシリアル番号を入力
  3. 契約状態や有効期限を確認可能

組織全体で契約管理を行う場合はこちらが便利です。

実務でのチェックポイント

  • ダッシュボードの色・アイコンで即時確認
    • 緑:有効
    • オレンジ:期限間近
    • 赤:期限切れ
  • クラスタ環境では全ノードで有効な契約が必要
  • 表示されないサービスはポリシーに適用されていないと非アクティブ扱いになることもある
  • 定義が更新されない場合diagnose autoupdate status で接続性を確認し、execute update-now を実行

まとめ

  • GUIなら「Licenses」ウィジェットと System → FortiGuard
  • CLIなら get system status(VM)+ diagnose autoupdate versions / status / test update info が基本
  • 組織全体の契約確認は support.fortinet.com

以上、FortiGateのライセンスの確認方法についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリ一覧

ページトップへ