FortiGateのライセンスや契約状態は、GUI(Web管理画面)とCLIの両方から確認できます。
ここでは正しい手順を体系的に解説します。
SSHまたはコンソールから管理者権限でログインし、以下のコマンドを実行します。
get system status
→ VMでは「License status: Valid / Expired」などの表示が出ます。物理機では基本情報の確認に使います。diagnose autoupdate versions
→ AV/IPS/Web Filterなどの定義ファイルのバージョン、有効期限が表示されます。diagnose autoupdate status
→ FortiGuard Distribution Server(FDS)との接続状態や更新スケジュールを確認できます。diagnose test update info
→ 契約(Contract)の状態や更新の詳細を取得できます。execute update-now
→ 手動で更新をトリガーし、FortiGuardの反応を確認できます。注意:diagnose debug crashlog read
はクラッシュログ閲覧用であり、ライセンス確認には使いません。
組織全体で契約管理を行う場合はこちらが便利です。
diagnose autoupdate status
で接続性を確認し、execute update-now
を実行get system status
(VM)+ diagnose autoupdate versions / status / test update info
が基本以上、FortiGateのライセンスの確認方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。