FortiGateを再起動する場面は、設定変更の反映や障害対応など、実務でしばしば発生します。
ただし、再起動は全セッション断や業務影響を伴うため、正しい手順と注意点を理解しておくことが重要です。
ここではCLIでの基本コマンドから、再起動前後の確認事項までを詳しく解説します。
CLIでの再起動は次のコマンドです。
execute reboot
実行すると確認メッセージが表示され、y
を入力すると直ちに再起動が始まります。
Web GUIからも再起動できますが、CLIでの操作が最も直接的です。
FortiGateの設定保存モードは以下の3種類があります。
execute cfg save
予期せぬ不具合に備え、事前に設定バックアップを取っておくことを推奨します。
例:内部フラッシュに保存する場合
execute backup config flash <backup-YYYYMMDD.cfg>
外部サーバー(TFTP/FTP/SCP/SFTP)に保存することも可能です。
execute reboot
による通常の再起動。OSを正常に停止してから再起動します。execute shutdown
で電源が切れます。再投入は物理操作や外部電源管理が必要です。get system status
diagnose debug crashlog read
Web GUIからも再起動可能です。
バージョンやテーマにより位置は異なりますが、一般的には 右上の管理メニュー(admin)配下 または ダッシュボードのSystem Informationウィジェット に「Reboot」ボタンが配置されています。
execute reboot
コマンドで実施。execute cfg save
を忘れず実行。以上、FortiGateの再起動のコマンドについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。